
大腸ポリープ切除後の食事注意事項とその理由
大腸ポリープ切除後の食事注意事項とその理由
大腸ポリープの切除手術を受けた1週間程度は後、腸内は傷ついている状態です。そのため、消化に負担のかかる食品や刺激の強い食品を摂取すると、出血のリスクが高まってしまうことがありますのでそのリスクを最小限にするために、食事に多少の制限があります。
全粒粉パン、玄米、ナッツ類など、食物繊維が豊富で消化に時間がかかる食品は避けましょう。肉の脂身、揚げ物、乳製品など、脂肪分が多い食品も消化に負担がかかります。
唐辛子などの香辛料、コーヒーなど、腸に刺激を与える食品は避けましょう。
ゴマ、ナッツ、種子など、硬くて消化しにくい食品は、腸を傷つける可能性があります。
血流を促進し出血リスクを助長しますので、術後1週間は禁酒です。ただし、ノンアルコールビールは飲んでも構いません。
お粥、うどん、白米、豆腐、白身魚など、消化が良く、柔らかい食品がおすすめです。
スープ、煮物など、消化の良い調理法を選びましょう。
乳製品は、低脂肪乳やヨーグルトなど、消化のよいものを選びましょう。
1回に食べる量を少なくし、回数を増やしましょう。
よく噛んでゆっくりと食べることが大切です。
一般的に切除後1週間程度は、消化の良い食事を心掛けましょう。個人の状態(傷の回復状況や医師の指示)によって、期間は異なります。
治療後に詳しく担当医からご説明させていただきます。
こまめに水分を補給しましょう。
食事について不安な点があれば、必ず医師にご相談ください。
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